深い精神性と独自の哲学のもと、長い年月をかけて受け継がれてきた日本を代表する伝統文化である茶道を、美術、工芸、建築、庭園など幅広い分野から学べる検定です。
茶道は、様々な分野からなる総合文化であるため、茶道を通じて日本文化に触れることができます。
価値観が多様化する国際化社会の現代であればこそ、自国の文化を深く広く身につけていただきたいと考え実施しております。
なお、この検定は茶道文化の知識を体系的に学んでいただくためのものですので、点前(手前)の手順などについての出題はありません。
これから茶道を始めようという方から、長年たずさわっておられる方まで流儀に関係なく受検いただけます。
あなたも、日本の茶道文化に触れてみませんか?
「茶道文化検定」は、茶道の流儀にかかわらず、伝統文化である「茶道」を通じて日本文化を幅広く学ぶことを目的に、裏千家15代家元 鵬雲斎千玄室大宗匠により発案され、平成20年から令和元年まで、年1回日本全国の会場にて紙試験を実施してまいりました。
これまでの受検者は累計約6万人に上り、12年の間、茶道を通じて日本文化を学ぶ一助となるよう運営してまいりました。旧「茶道文化検定」では小学生から90代の方まで、幅広い年齢層の方々に受検いただいておりました。多くの受検者より、「茶道の文化について勉強する機会になった」「普段のお稽古では学べない茶道の歴史などについて学ぶことができお稽古が楽しくなった」などのお声をいただいております。
令和3年からは新たに、パソコンやスマートフォン、タブレット等からオンラインで受検していただけるように「茶道文化検定Web版」として生まれかわりました。
これからも、茶道を通じて日本の文化を学べる環境を提供し続けてまいります。
「茶道文化検定Web版」合格者(全級対象)は、合格証の画面(印刷でも可)提示により、下記の優待を受けることができます。ぜひご活用ください。
茶の湯に関する企画展を開催し、掛物、茶碗、花入などの茶道具や関連の美術工芸品、文献史料などを中心とした展示を行っている美術館です。2階陳列室には、今日庵(こんにちあん)と共に裏千家を代表する茶室のひとつ「又隠(ゆういん)」(重要文化財)の原寸大の写しを設けております。
呈茶席では抹茶と和菓子をお召し上がりいただけます(有料・予約優先制)。
茶道に関する図書や映像資料など約7万点を収蔵する茶の湯の専門図書館「今日庵文庫(こんにちあんぶんこ)」が併設されています(入館無料)。
住所:〒602-0073 京都市上京区堀川通寺之内上る寺之内竪町682番地 裏千家センター内
TEL:075-431-6474
交通アクセス:市バス「堀川寺ノ内」下車徒歩約3分、市営地下鉄烏丸線「鞍馬口」駅下車 西へ徒歩約15分
休館日情報等:茶道資料館公式サイトをご覧ください。
合格者にはWeb上で合格証が画面表示されるようになりますが、希望する方には有料で認定証を発行します。
マイページよりお申込みください。
※賞状形式で、1・2級と3・4級のデザインは異なります。
料 金:1,500円(税込)/枚
サイズ:21×29.7cm
(認定証例)
4級
3級
2級
1級